2012年5月2日水曜日

奈良に市民放射能測定所をつくろう!


 
  市民放射能測定所ってなに?

 主に食品を対象に、市民の手で放射能を測定する場です。流通する飲食物などを持ち寄り、検査して結果を公表します。

 昨年11月、福島県二本松市のNPO法人TEAM二本松「市民放射能測定室」が、明治の粉ミルクからセシウムを検出しました。これがきっかけとなり、その後、明治は40万缶を無償交換しました。TEAM二本松の測定がなければ、いまも汚染された粉ミルクが流通していたかもしれません。

  どうして市民放射能測定所が必要なの?

 東京電力福島第一原発事故(人災)による放射能汚染は広範囲に及び、私たちは放射能と向き合って生きることを余儀なくされています。

 放射性物質は西日本にも降下しています。また、政府の定めた「基準値」は、内部被曝や低線量長期被曝の影響を軽視しています。

 こうした状況では、市民が放射線防護の知識を身につけ、自ら測定し、判断することが必要です。私たちはその手段として、市民放射能測定所の設立をめざします。また、この場所が、誰でも気軽に立ち寄れる「交流の場」として機能することも願っています。

  どんな機種を導入するの?

 京都・市民放射能測定所(519日にオープン予定)では、ベラルーシATOMTEX社のヨウ化ナトリウムシンチレーターAT1320Aを導入しました。この機種はヨウ素131、セシウム134137、カリウム40の放射能濃度が分析可能で、検出限界値は3Bq/です。運搬・設置費用を含めると、導入には約160万円が必要です。
 

奈良・市民放射能測定所設立準備会 

  連絡先:辻本誠  Tel 090-6059-5202  
                  E-mail m.tsujimoto@h5.dion.ne.jp


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